
Shopify 「ショップの通貨で計算する」 or 「取引通貨のまま計算する」 の違いとは?
- 更 新 日 :
- 実装環境: Shopify
- 構築・機能・その他 /
目次
- 具体的な違い(ショップの通貨:日本円の場合)
- ✅ ショップの通貨で計算する(通常のShopifyの仕様)
- ショップの通貨で計算する例:
- ショップの通貨で計算しない例:
- まとめ
国内販売の場合は、お店も、顧客も日本なので関係ない部分ですが 「Matrixify」の説明を読んでいると、日本用の説明では無いので「shop currency」ショップの通貨でと言う説明が出てきます。
ショップの通貨と、取引通貨の違いは何でしょうか?
具体的な違い(ショップの通貨:日本円の場合)
✅ ショップの通貨で計算する(通常のShopifyの仕様)
取引があった通貨をすべてショップの通貨(JPY)に統一して管理
返金額もショップの通貨(JPY)で記録される
ショップの通貨で計算する例:
お客様(米国):商品価格 $150(購入時のレート:1$ = 146円)
売上金額:$150 × 146円 = 21,900円(Shopifyの売上レポートでは21,900円で記録)
返金:$150(レートが変動し1$ = 150円になった場合)
返金額の記録:$150 × 150円 = 22,500円(レート変動を反映し、22,500円で記録)
❌ ショップの通貨で計算しない (=取引通貨のまま管理)
返金額が取引が発生した通貨(お客様の支払い通貨)でそのまま記録される
ショップの通貨(JPY)には換算されない
ショップの通貨で計算しない例:
お客様(米国):商品価格 $150(購入時のレート:1$ = 146円)
売上金額:$150(レポート上も「$150」のまま記録される)
返金:$150(レート変動で1$ = 150円になっても、そのまま$150として記録)
Shopifyのレポートには「$150」として表示され、日本円への換算はしない
まとめ
✅ 「ショップの通貨で計算する」 → すべてショップの通貨(JPY)に換算して管理
❌ 「ショップの通貨で計算しない」 → お客様の支払った通貨のまま レポートに記録される
もし「ショップの通貨で計算しない」設定にすると、通貨が混在するため、レポートの合計額を集計するときに注意が必要になります。
更新日:
利用環境: Shopify