Shopify Summer ’26で確認したい150項目リスト
Shopify Summer '26 で言及されているアップデート
🔴 確定済み(公式ドキュメントあり)
| # | 内容 |
|---|---|
| 1 | Shopify Scripts 廃止(6月30日、延長なし) |
| 2 | Checkout Components GA(Plus向け、情報・配送・支払いステップ) |
| 3 | Storefront API 2026-07(7月1日リリース) |
| 4 | cart の discountAllocations 構造変更(行・配送グループレベルへ) |
| 5 |
DraftOrderLineItem.grams フィールド削除 |
| 6 | 一部メタオブジェクトのenumを削除 |
| 7 | 新カート警告コード PRODUCT_UNAVAILABLE_IN_BUYER_LOCATION 追加 |
| 8 | サンクスページのカスタマイズ(全プラン) |
| 9 | 注文ステータスページのカスタマイズ(全プラン) |
| 10 | ネイティブ A/Bテスト(全プラン) |
| 11 | ネイティブ アナリティクスチャート(全プラン) |
| 12 | B2B ネイティブ後払い(Net Terms)機能 |
🟡 報告ベース(6月17日公式発表で確認予定)
| # | 内容 |
|---|---|
| 13 | AIコレクション自動ソート(リアルタイム購買確率でML並び替え) |
| 14 | 予測型クロスセルブロック(カートに応じたアップセル提案、アプリ不要) |
| 15 | マーチャンダイジング インサイトパネル(分析ダッシュボード) |
⚠️ 注意点
記事によると、150以上というカウントの内訳は公式には未公開で、うち約65件は開発者向けの変更とされています。残りの詳細は 6月17日の公式イベント後にShopifyのEditionsページで公開予定です。
完全なリストを確認するには、6月17日以降に Shopify Editions公式ページ をご確認ください。
今やるべきことをやさしく整理!

Shopify Summer ’26 Editions では、150以上のアップデートが発表される見込みです。
▼元ページリンクはこちら
Shopify Summer '26 Editions: The Changes That Matter
特に注目されているのは、AI機能の強化、Checkout ComponentsのPlus向け一般提供、そして Shopify Scriptsの完全終了 です。
ただし、全部を一気に追う必要はありません。
大事なのは、
今すぐ対応すべきこと と
様子を見ながら試すこと を分けて考えることです。
今回の Summer ’26 をひとことで言うと、
「締切がある重要対応」と「便利になりそうな新機能」が同時に来たリリース」 です。
特に急ぐべきなのは、Scriptsの終了対応です。
一方で、AIによる商品並び替えやクロスセルなどの新機能は、すぐ全面導入するよりも、まず小さく試して見極めるのがよさそうです。
また、使える機能は StandardプランかPlusプランか でも大きく違います。
そのため、全員が同じ順番で対応すればよいわけではありません。

01|何が出たのか・いつなのか

今回の Summer ’26 は、公式ショーケース前から話題になっているアップデート情報を整理したものです。
ただし、すべてがすでに全店舗で使えると決まっているわけではなく、順次ロールアウト中のものもあります。
一方で、日付がはっきりしている重要項目もあります。
6月17日:Summer ’26 公式ショーケース
6月30日:Shopify Scripts 停止
7月1日:Storefront API 2026-07 安定版
まずは、この3つの日付を押さえることが重要です。
ここで注意したいのは、情報の確度です。
Scripts停止やAPIの日程のように、Shopify側の情報として確認できるものもあります。
一方で、AI機能の細かい名称や効果の数値などは、記事時点では報道ベース・紹介ベースの情報も含まれています。
つまり、
確定している締切対応 と
これから詳細を確認しながら試す機能 を分けて考える必要があります。

02|AIマーチャンダイジング

今回かなり注目されているのが、Shopify管理画面にAIマーチャンダイジング機能が入ってきそう という点です。
記事では、次のような機能が紹介されています。
AI collection sorting
AIが商品を並び替える機能です。
売れやすさや購入されやすさを見ながら、商品一覧の順番を調整してくれるイメージです。
Predictive cross-sell blocks
カートや商品に合わせて、関連商品や一緒に買われやすい商品を表示する機能です。
Merchandising insights panel
商品やコレクションの見せ方について、判断材料になる情報を見られる分析パネルのようなものです。
ただし、これらの名称や細かい仕様は、記事時点では報道ベースとして扱われています。
重要なのは、名前そのものよりも意味です。
もしShopify標準で商品並び替えやクロスセルができるようになるなら、今まで有料アプリに頼っていた部分を、標準機能で置き換えられる可能性があります。
ただし、すぐにアプリを解約するのは危険です。
まずは1つのコレクションだけで試す。
今のアプリと比較する。
売上やAOVが落ちないかを確認する。
この順番で見るのが安全です。

03|Checkout Components と Plus

Checkout Components は、チェックアウト周りを柔軟にカスタマイズするための仕組みです。
今回の記事では、これが Shopify Plus向けに一般提供された ことが大きな話題として扱われています。
ただし、誰でも同じように使えるわけではありません。
情報入力・配送・支払いといった本格的なチェックアウト拡張は、主に Plusプラン向け です。
一方で、Thank YouページやOrder Statusページの基本的なカスタマイズは、全プランで使える範囲があります。
つまり、
Plusなら深いチェックアウト改善が可能、
Standardでは一部の範囲まで、
という理解で見るとわかりやすいです。
ここで大切なのは、Checkout Componentsが便利そうだからといって、すぐに全ストアが同じ対応をする必要はないということです。
Plusストアであれば、チェックアウト改善の選択肢として検討する価値があります。
Standardストアであれば、まず自分のプランで使える範囲を確認することが先です。

04|Standard と Plus の違い

今回の内容で迷いやすいのが、StandardとPlusで何ができるのか です。
ざっくり言うと、Standardで注目したいのは次のような機能です。
AI系の新機能
A/Bテスト
analytics
Thank You / Order Status のカスタマイズ
一方、Plusではそれに加えて、チェックアウト本体のより深い拡張が可能です。
情報入力
配送
支払い
ここを混同すると、
「自分のストアでも全部できるの?」
「Plusじゃないと何もできないの?」
と混乱しやすくなります。
Standardの人が今回まず考えるべきなのは、Plus限定の話に振り回されることではありません。
大事なのは、自分のプランで使えるものを優先すること です。
Plusの人は、Checkout Componentsを含めてチェックアウト改善を検討できます。
Standardの人は、AI機能やA/Bテスト、Thank Youページ・Order Statusページなど、使える範囲から確認するのが現実的です。

05|Scripts終了が最優先

今回、いちばん重要なのは新機能よりも Scriptsの終了対応 です。
Shopify Scripts は 2026年6月30日で完全停止 します。
しかも、編集自体はすでにロック済みとされています。
つまり、まだScriptsに依存しているストアは、
「そのうちやろう」では間に合わない可能性があります。
値引き、配送条件、支払い条件などにScriptsを使っている場合は、Functionsへの移行が最優先 です。
今回の Summer ’26 で最も大切なのは、便利そうな新機能を追う前に、止まるものを止まらないようにすること です。
たとえば、以下のような処理にScriptsを使っている場合は注意が必要です。
割引条件の出し分け。
配送方法の制御。
支払い方法の制御。
特定条件での特別な購入ルール。
これらが止まると、購入体験や運用に直接影響します。
だからこそ、Summer ’26 の中で一番先に見るべきなのは、AI機能ではなくScriptsです。

06|Storefront API 2026-07

Headlessやカスタムフロントを使っている人にとっては、Storefront API 2026-07 も重要です。
安定版は 2026年7月1日 とされています。
特に気にすべきなのは、次のような変更です。
discountAllocations の構造変更
カートの割引情報の持ち方が変わるため、割引表示や計算まわりに影響する可能性があります。
DraftOrderLineItem.grams の削除
使っているクエリや処理があれば見直しが必要です。
一部 metaobject enum の削除
メタオブジェクト関連の処理をしている場合は確認が必要です。
PRODUCT_UNAVAILABLE_IN_BUYER_LOCATION 警告追加
購入者の地域によって商品が利用できない場合の警告に関わる変更です。
通常の管理画面中心のストアなら、関係ない場合もあります。
しかし、Headlessや独自フロントを触っているなら、7月1日前に監査・修正計画を立てるべきです。
特にカートや割引表示に関わる部分は、影響が出やすいです。
「Shopifyの管理画面とテーマだけで運用しているストア」なのか、
「Headlessや独自フロントを使っているストア」なのかで、優先度はかなり変わります。

07|優先順位マトリクス

今回の記事の特徴は、ただ機能紹介をするだけではなく、何からやるべきかを優先順位で整理していること です。
優先順位の考え方はシンプルです。
最優先は、止まると困るものです。
Scripts → Functions移行
Headlessなら Storefront API 2026-07 監査
次に、売上改善や運用改善につながる可能性があるものを試します。
Plusなら Checkout Components
全プランで AI collection sorting の試験導入
Native A/B testing の活用
その後に、必要に応じて他の機能を見ていきます。
Predictive cross-sell
analytics charts
B2B向け native net terms
つまり、
壊れるもの対応が先、便利になるもの検証が後
です。
全部を同時に追いかけると、何が重要なのかわからなくなります。
まずは、止まると困るものから確認する。
その次に、効果が出そうなものを小さく試す。
この順番が現実的です。

08|実際に何からやるか

では実際に、何から始めればよいのでしょうか。
実務向けに言い換えると、次の順番です。
今すぐやること
1つ目は、Scriptsを使っていないか確認すること です。
使っていないなら、ひとまず大きな緊急対応は減ります。
2つ目は、使っている場合に Functionsへの移行を開始すること です。
値引き、配送、支払いに関係する処理は特に注意が必要です。
3つ目は、Headlessなら Storefront API 2026-07の影響を調査すること です。
カートや割引表示に関わる部分は早めに確認した方が安全です。
Q3で試すこと
Plusプランなら、Checkout Componentsを検討します。
ただし、いきなり全面導入ではなく、影響範囲を見ながら進めるのが安全です。
また、AI sorting と A/B testing は、小さく試す価値があります。
特に、有料アプリで商品並び替えやA/Bテストをしているストアは、標準機能で置き換えられるか確認するとよいです。
Q4以降で見ること
cross-sell、analytics、B2B機能などは、必要に応じて順番に検証します。
この順番なら、急ぎ対応と将来の改善を混ぜずに進められます。
大切なのは、全部同時にやらないことです。
「緊急」「検証」「後回し」に分けるだけで、かなり判断しやすくなります。

09|まとめ
Shopify Summer ’26 は、
すぐ対応しないと困ること と、
うまく使えば伸ばせそうなこと が同時に来ているリリースです。
一番大切なのは、新機能に振り回されることではありません。
優先順位を間違えないこと です。
結論としては、こうです。
まずは、Scripts対応。
Headlessなら、API監査。
Plusなら、checkout拡張を検討。
AI機能は、小さく試して判断。
アプリ費用は、毎回見直す。
たくさん発表があっても、勝つのは「全部採用する人」ではありません。
正しい順番で動ける人 です。
今回の Summer ’26 は、焦って全部を追うよりも、
止まるものを先に守り、便利そうなものは小さく試す
という考え方が一番現実的です。
